黄檗 エンジョイフェスタ in 萬福寺に行ってきました。
5月20日、21日のさわやかな新茶の季節にぴったりのお祭り。
おいしいパン大集合!
キッチンカー、ハンドメイド雑貨など萬福寺マルシェ。日本酒にカクテル。おしゃれですね。
エンジョイ!洋菓子作り体験!
萬福寺プレミアムガイドツアー
エンジョイコンサートは地元の中高生の吹奏楽部が演奏。どこの学校もレベルが高いので見ごたえたっぷり。
お茶の寺
江戸時代に中国から隠元禅師という、えらいお坊さんが宇治の黄檗山に萬福寺というお寺を作られました。普茶料理という中国風精進料理「普く(あまねく)茶を供にする」という意味で、お茶にあうお料理もお寺とともに伝えられました。今も、ランチタイムに頂けるが高級。9900円のコースからお弁当は3000円ですが、わすれられない味になってます。私の母も大ファンで30年ぐらい前に食べたことを楽しそうに話してます。もう一度、連れていかないと。
宇治茶と万福寺の相乗効果で、ますますお茶文化が華やいだんですね!
おいしそうに見えるお料理たちは全部お野菜です。「お肉に見えてお肉でない。」大豆ミートや風味付けでなんちゃってお肉、お魚になっています。時間のかかる大変な作業!
全国煎茶道大会
全国煎茶同会が四年ぶりにあり20以上のの煎茶道のお家元の先生方がお点前を披露されお弟子さんを連れて、お席を用意されます。
干し柿でできたお菓子は広島名物。全国を旅、各都市のお茶席を体験できて、名物のお菓子を味わえて夢のようなお得な体験。全部のお茶席をめぐりたい気分ですが、2席で回ってきました。
1席目は布袋さんのいらっしゃる本堂での茶席体験です。
煎茶道を大学のサークル活動されている同志社大学の生徒さん二人がお点前を披露。おいしいお茶を頂きました。
万福寺のお干菓子を頂きました。卵の優しい味とさっぱりした甘さ。
お席についたら、すぐにお菓子を食べてしまった・・・。お茶を飲む直前に食べると、お茶がおいしく飲めるので、ということで特別にもう一つ持ってきてもらって申し訳ない。でも、嬉しい。お菓子もお茶もとってもおいしかった。
お写真も撮って良いですよー。とお二人から言ってもらったんですが、あまりの緊張で撮れてませんでした。すみません。
宇治田原の大正園茶舗のお茶。本日のお茶は宇治のお茶でした。
「黄檗の露」素敵なお茶を家族にも飲ませたいと大正園さんで買おうと
出店に行きました。頂いたお茶おいしかったので買って帰りたいです。というとおかみさんお薦めのお茶「わのか」。これを飲んでみてと手渡されました。
200g、1000円の玉露。本当にお買い得!茶葉もきれいに揃っていて、とてもおいしかったです。お買い得です。今年の出来栄えは上々ですよ。新茶の試供品までいただきました。本当においしかった。
こちらの松陰堂にて黄檗売茶流のお席に参加しました。
外国の方がお手伝いされていてかわいかったです。
海外からのお客様もたくさん来られていて興味深げにお点前を拝見されてました。
大き目のお茶碗になみなみとお茶を汲んて大満足でした。
プレミアムガイドツアー
萬福寺の僧侶の方がツアーして、拝観できます。
料金は1500円とランチ一回分で「楽しく珍しいお話」「普段は入れない三門内を鑑賞」「質問にも丁寧に回答」3つの特典付き。そのうえ最後のご褒美の萬福寺唐揚げは普段、普茶料理店でしかいただけない高級品。5個以上入っていて、家にもってかえって家族に自慢しながらいただきました。 唐揚げだと思って、食べていたようで驚いた顔・顔・顔・こんな動画を撮らないと反省!
ご案内頂ける場所は三門の中を拝観できます。
三門の中は普段、非公開ということで特別感に上る階段も平気です。
良いお天気で素晴らしい景色でした。
開山堂
隠元禅師がお祀りりされているお堂。
桃の扉に桃がえがかれているんですか?
「中国ではもものマークは魔除けになります。」
お堂には隠元禅師生前の髪の毛やひげを使って作られた像がありました。亡くなられてから50年ごとに衣を替える行事があったり、教えだけでなく大事に供養、伝承されてます。、隠元禅師は茶の文化だけでなく、いんげん豆・すいかなどの食文化、明朝様式の建物は貴重でお堂は重要文化財になっています。印刷や医療など中国の先進技術を日本に広めた天才。
社内研修などで経験されている方が多い。禅道場。わたしも体験してみたいです。
万福寺には今、修行僧の方がいらっしゃらない。木魚をたたく人もいない。さみしいだろうな。木魚。
お話の最後にお肉に見立てた大豆ミートのから揚げを頂きました。6000円のコースにでてくるお料理だとか。濃厚でしっとりした味でとても満腹感がありました。きっと、ほうじ茶や玄米茶と頂くと合うだろうな。さすがの普茶料理でした。体によくておいしくて、ぜひぜひ、普茶料理を食べたいです。
新緑の萬福寺。最高。煎茶もたくさん頂けます。
五月の宇治へおこしやす。
コメント