お茶事「茶飯釜」(おちゃじは「ちゃはんがま」)

イベント紹介

「お茶事に始まりお茶時におわる」

 お稽古はお茶事ができていく通過点、一通りできるようになることが一人前の証拠です。

お茶のお稽古始めるとお茶事を体験します。

お亭主かっこいいと憧れ😍💓💓、

癒されたなー。ご飯の味最高やったな。抹っ茶て甘いな。ぼーとしていると師匠から

師匠
師匠

「今度はお点前するんやでー」

点前ができるようになったら担当してみたい。

誰かに見てもらいたいと思います。

私

お点前させてください。

師匠
師匠

よし、がんばろな!

おいしく一服のお茶をお出しするために心を込めます。

準備をし、当日を迎える。

お当番当たるとご飯のレシピの打ち合わせ、買い出し、当日のお料理。お客さんの好みを考えながら楽しいひと時です。

本番に向けて師匠のお稽古も熱が入ります。揃えて頂いた大事なお道具の名前を覚えたり、間違えないように緊張するは焦るはで、大変なお稽古になります。

緊張の中、発表。準備が8割。という、師匠の言葉を思い出します。

ちゃんと準備すれば8割成功している。あーそういうことか。

今日は二度とはない大切な時間を過ごしている。。と(涙)

お茶室には入ると

茶飯釜 淡交社出版「実用 茶事 応用編」からお借りしました。

茶室に入ると床の間のお軸、お花、花入れ、お点前座のお釜とお棚がその日の気候や題材に合わせて飾られています。

思考を凝らして準備して下さったお亭主の気持ちを想像しながら、拝見します。

主人からの挨拶で場が和みます。

ご亭主さん
ご亭主さん

○○さん、今日はよくいらしてくださいました。どうぞ、ごゆっくりさなって下さい。

お客さん
お客さん

今日はお招きくださりありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。

亭主になることはお茶の理解を深めた人が楽しめる貴重な経験です。

茶飯釜でご飯を炊く

コロナ渦が終息し、お茶会ウキウキワクワク。

茶飯釜っていう珍しいお釜でご飯を炊く。

お米を炊くため、種火はいつもの倍、6本!炭も種火の周りにぐるっと一周。

参加者全員で竹筒で炭に息を吹き付け、炭が赤くなって怒ってるみたい。

まるで時代劇か日本昔話。

皆でわいわい、焚けるのを待つこと、たったの10分!お米やわらかくなったのかな?

先付にはこぶ締めの鯛。

その次に日本酒一杯。

少しずつご飯をよそって頂きます。お米って甘い!娘と「はじめて味。」と感動しました。

お米の後に掛けた釜には生麩入りの赤みそのお汁。

ご飯のお代わりのおひつには炊き立てのご飯。

お汁とご飯が同時配られます。

メインの煮物椀は海老しんじょうと明日葉の赤みそ汁。

卵やきとほうれん草の胡麻和えの鉢が回ってきます。

海のものには「数の子」と山のものには「子いも」の八寸。日本酒で亭主と客がお酌しあう千鳥。

箸洗いのお汁。

香の物と茶漬け用の御白湯。

そして、生菓子は紅白で美しいきんとん。

席改めのため、中立します。

床の間にはお軸から椿のお花が活けられて華やかに。

お濃茶は上林春秋本店の”嘉辰の昔”を頂きました。頭と目がシャキーン!

お干菓子は「花七宝」

名前のとおり宝石のようで食べるのがもったいない。

師匠
師匠

お家元の帰りに買ってきた。ミリエールのお干菓子だよ。おいしいでしょー。

 ミリエールは裏千家お家元のご兄弟が経営されている、憧れの和菓子屋さんです。

味はゼリーのような粘りとほろほろと溶けていくラクガン。

甘さもさっぱりとして、抹茶の味を引き立てますね。

ミリエーム「花七色」

お薄をいただきます。あー幸せ。

料理、お茶を味わって日本人に生まれて良かったー最高。

茶道を習ったら、お茶会に出たくなり、そして亭主をやってみたくなる。

日本文化を満喫し、お茶の効果で元気が出るんですよね。

師匠
師匠

お茶飲んでるし、

皆さん、元気やな!

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