お茶席が奇数月の第3日曜日に開催され、たくさんの愛好家がおられるお茶席です。
京都のお寺では月一、お茶会をされているところがたくさんあり、その一つが大覚寺。
私は小さいころ写経に来て落ち着けるなー親しみのあるお寺。
月がきれいにみえる池があり、お庭で四季おりおりにいい眺めのお庭。
山科からこられた方は猿沢池の眺めはいいし、静かで心地いいお席。
お茶会に参加して
奇数月の第3日曜日に開催されている。1500円でお茶と主菓子とお干菓子が付く。
時代劇でもお馴染みの大沢池。入場門の真横にお茶室がありました。
お待合で山科から来られているベテランの方のお話しを伺えました。煎茶道を20年ほど続けた。師匠が亡くなられるまでお稽古してきた。という煎茶道の達人。お抹茶席ですが、毎回楽しみに出席されていている。ご一緒にお席入り。
高校生から20年以上日舞をされていた年輩の方。高校生が2名。男性で毎回来られているようにお話くださった、主客さん。
半東された先生は86歳!リピーターさんのお名前を次々と呼ばれて、場を盛り上げてられました。カッコよかったです。ファンの方がたくさんいらっしゃるんだな。お道具は先生方自前の品をご披露されて、珍しい品がずらり!大きな桶の水差しは先生が若い日に買いに福井の方まで足を延ばされたことや時代物のお茶碗の話。目のお正月になり、一見の価値あり。
写経
納経所と書かれた下駄箱でスリッパに履き替え、入山料500円を払います。
廊下を進むと宸殿がある。
立派な襖絵はもう一度見たかった憧れの豪華なお部屋。
江戸時代の天皇陛下が過ごされた場所でなごりの右近の橘、左近の梅。
梅がきれいも咲いている。小さなころに一目ぼれしたお部屋。小学生の私に言いたい。恵まれた環境で育って感謝しろよー。
ちょうど大安だったので、きれいな新婚さんが白無垢と袴で撮影されていてきれい💛
続く「村雨の廊下」は必殺仕事人や暴れん坊将軍でもお馴染み。低い廊下は背が高く見えて俳優さんたちがより存在感が増し増しになっていい感じの撮影スポット。
長い廊下を過ぎてさらに撮影スポットが続きます。大沢の池や池のそば。いい景色落ち着くな!300円払えばゆっくりお庭を散策できます。
池のそばに立つ五大堂(本堂)。何十年ぶりかの写経。
あれ?正座じゃない。机といすが用意されている。これなら、膝が悪くなっても、外国から来られた方も大丈夫!ありがたい。
お写経の前に手にお香をぬりこめた。いいにおい。
お堂にはかっこいいお不動さん!僧侶のかた5人が読経されている中、静かに写経できるのは贅沢ですね。あー。家でいろいろとやらなくてはと思いながら書くのとは違うな。
毎月11日、21日は修行僧の法話があります。内容は思いやりの心、慈悲と他利のために動くことについて。体の調子が弱ってきて、身寄りのなく病院で暮らすおばあさんのお話。
もしもし。お墓のことで伺いたいです。
お墓のことですね。見学にきてもらった方から申し込んで頂いてます。
見学に来て頂けますか。
ガチャ。
こんな毎日が続いていました。
お墓のことでお悩みですか?
よかったら、お話聞かせてください。
寝たきりでお墓の見学に行くことができないんです。
申し込む方法はないですか?
調べてみますね。
また、ご連絡します。
過去のデーターを発見!会いに行って申し込みをしてもらった例がありました。上司に相談しておばあさんに会いにいくことになりました。
おばあさん、申込ができますよ。
本当に!ありがとう。
申し込みをされて、2週間後施設の方から連絡が入っておばあさんは亡くなられました。お墓が決まってからとても落ち着いて過ごされていました。とのこと。
人のために動くって自分も他人も幸せな気持ちにできますね。私も思いやりを持って過ごしたいな。
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