平安神宮茶会に参加して

イベント紹介

一生の宝物になるお茶会に参加することができました。

10日前にパソコンでお茶の見学に行きたいなー。と検索していると、「茶の湯のこころ」プロジェクト「特別空間 平安神宮神苑内でお茶会」がヒットしました。

お値段は6,600円。

初心者向けという言葉に私でも参加できるー。と喜んで、早速、申し込みました。

申し込みが終わるとすぐに確認メールがきて、もしものキャンセルの仕方がワンクリックでできるしくみになっていて安心!

平安神宮に行こう!

 

非公開 尚美館でのお茶会に参加しました。

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そして、3日前には下のような、すてきな案内がメールに届きドキドキ!当日がますます楽しみになってきました。

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平安神宮まで地下鉄に乗る場合。南北の線からは「御池」で下車。東西線に乗り換えです。

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御池駅で表示

御池駅でエレベーターを降りると東西線につながっています。

東西線

六地蔵方面行に乗って3駅で東山駅に到着。

東山駅
テレビや映画撮影によく使われる白川

珍しく雪景色の京都。

水の流れで小麦粉を踏んでいた昭和の生活の音が聞こえそう!

「もっこ橋」って昔は呼ばれていたとか。

レストランがたくさん。いいにおい。

平安神宮大鳥居「神様、小さいわたしですが、会ってください。」
京都駅からのバス停奥の方は京セラ京都国立近代博物館

京都国立近代博物館
明治時代から京都府立図書館
憧れのロームシアター京都(旧京都会館)

平安神宮に着くまでに、文化の町「京都」を堪能できた~。

平安神宮 神苑 お茶会にいくぞ!

雪が大きな屋根から落ちてきそう!

京都で生まれ育って52年いつでもいけるわーと。素通りしてたな。

初めて、足を踏み入れると見渡すかぎり重要文化財。足がすくんでる。

かわいい巫女さんが手を振り合う姿。いやされたー。

源氏物語か?しだれ桜と橘の木が平安時代からあるのかなー。

中は撮影禁止!長い階段があってどこまでも続いてそう!

 見渡す限りのお社に手を合わせ、感謝。

 神苑へ。お茶会だと、入場料はいりません。

 ラッキー!

琵琶湖疎水のきれいな水

雪の残るお庭にはきれいな水がさらさら!

鴨がたくさん、お魚もいるみたい

平安時代から続くお庭の植木を手入れされている、かっこいい職人さん!

寒い中、池の上で松を剪定。落ちないでください。

日常生活から解放されて、別の世界に来たみたい。

すてきな小道、お姫様とお殿様が出会った場所だったりして
龍やー。ケンケンパしたいなー。あかんあかん。はまったら、お茶会出れへんなー
パンフレット?
来ました!尚美館

出ましたー。尚美館。無茶緊張してきた。非公開だからか威圧感半端ない。

すんばらしいお庭のゴール地点にあるからなー。私なんて場違い…。

そっと、帰ろかな…。

尚美館

前に歩いていらっしゃった男の方に

のりかめ
のりかめ

このお庭、SNSに投稿していいですかね?

オーストラリアから来たお茶人さん<br>
オーストラリアから来たお茶人さん

ハハハ。写真を撮るもいいのかな?

のりかめ
のりかめ

どこからいらっしゃたんですか?

オーストラリアから来たお茶人さん
オーストラリアから来たお茶人さん

オーストラリア、南の島です。

のりかめ
のりかめ

えー。日本語、うまいですね。あー。お茶会ですか?

オーストラリアから来たお茶人さん
オーストラリアから来たお茶人さん

抹茶の味が好きなので。

そのために日本に?

オーストラリアから来たお茶人さん
オーストラリアから来たお茶人さん

そうです。

海外の人も一人で来られてる。私も頑張らないと・・・。

泰平閣

素敵な橋。寒いのにみんな寒さを忘れてくつろいでいらっしゃる。

気持ちいい場所は寒くても居心地いいですよね。癒されるってこのことかー。

お茶会本番!

 

普段、非公開の場所のため写真は禁止。

待合の床には扇子の形のなかに書。襖絵はきれいな金色。おめでたい鶴。広いお待合に極寒の季節を感じます。寒い。広いお待合贅沢ですね。

初心者のためのお茶会なので、お茶の飲み方をご指導ありました。

生菓子が運ばれてきました。

書にちなんで選ばれた、主菓子の名前をあててください。とおいしいお菓子と難しいクイズを頂きました。

生菓子は粗目のきんとんで桃と白の二色が半分づつになっています。中にはこしあんが入っています。しっとりとした、きんとんが解けて上品な甘さでした。

クイズは難しくてわからないが和菓子の上等なのはわかる。なんのこっちゃ。

本席へ移動。

お待合の二倍はあるお部屋。2段の床の間。初めてみる、広い床の間にスキップしたい気持ちを抑えるのが精いっぱい。お作法も忘れ、「うわー!」と言ってお床の前に座り込んでしまいました。失礼しました。

天皇陛下の使者が使われる床の間だそうです。死ぬ前に見れてよかったー。京都にいて、よかったー。

お茶のお点前が始まり、先生から先ほどのクイズの正解が発表されました。紅白の花を咲かすことのできる梅の花を模している「思いのまま」という名。

お軸は裏千家当代お家元の「一夜挽回天下春」もうすぐ春がきますよ。という季節にぴったりの組合わせ。この謎解きにコナン君も「真実はひとつ」と叫んでくれそう。

 その後、裏千家大宗匠お好みのお茶を頂き、気分は最高。お干菓子が運ばれてきて、木賊(とくさ)という草は干支の卯(ウサギ)の好きな草で前歯のきれいな卯が歯磨きもした葉っぱだそうです。

 優しい先生は初心者にも恥をかかせないようご配慮くださったり、大事なお品をゆっくり見せてくださったり、説明してくださいました。秘密ですが、とてもお美しい。「果報者」前世から頑張ってきたんだね。という大宗匠の御名のついたお茶杓。先生にぴったりですね。

会記

お茶の文化を日本を誇りに思い、たくさんの方がお茶に親しんで頂けたらいいな。一生の宝物になった一日でした。ぜひ、また参加したいです。淡交社の方々に感謝と今後の催しに注目してます。

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