茶道を習って、20年。お茶の作法以外にもできることが増えました。
・お茶摘みができる。
・お茶屋さんでお気に入りの抹茶を言える。
・懐石料理を作れる。
・着物を一人で着れる。
・お客様の気持ちがわかる。
・英語を話せる。
できること、まだまだ勉強中でできるようになりたいことです。先生や同門の方々と接していて、次々に目標ができます。
お勤めしていた会社で茶道教室に参加し、会社の和室で10名ほどが和気あいあいと習いました。
女子社員は一度は顔を出していました。
一年ほど続けてお稽古していたら、先生からいろいろなお点前を教えられる、お道具がそろったお家でお稽古しますか。とおすすめ頂き、お家でお稽古に参加するようになりました。お炭が焚かれていて良いにおいのするお部屋で、高級なお道具が並んでいる中でお茶がお稽古できて別世界にきたような感覚が面白かったです。
子どもが産まれたので辞めてしまいましたが、子どもができてからもお茶のことを思い出して、抹茶を飲みたくての小山園さんの「先陣の昔」を買いに行ったり、お菓子の「駿河屋さん」に生菓子を買いに行ったり、懐かしく思い出しますてはもう一度お茶がしたいなと思っていました。
子どもの小学校の茶道教室
子どもの小学校から七夕茶会に参加してみたい人いますか?というプリント頂きました。
宇治は茶所であるので、宇治川で野点のお茶会を30年以上されています。お茶は近くのお茶屋さんが持ち回りで寄附していただけます。近隣のお茶教室をされている先生方が子どもたちにお茶を広めようという思いで続けられています。子どもに「お茶とお菓子頂けるみたい。習いにいく?」と聞いてみると「いきたい」という返事。早速、プリントに載っていたお茶の先生に電話を掛けました。気さくな優しい先生で「なにも持ってなくていいからいらっしゃい」とのお言葉に甘えて子ども四人(小学校から幼稚園まで)を連れて伺いました。
高校の茶道クラブの顧問もなさっていたので子どもをたくさん連れて行っても嫌な顔せず優しくして下さいました。手作りのちまきの味に感動しました。笹も河原から採ってきたのよー。とにこにこと笑っておられた顔を今も思い出します。「おもてなし」ってぜいたくな品ではなく心のこもったもの。先生は高齢になられて、教室を閉じて息子さんの近くの方に転居され、さみしくなりました。
現在の師匠
学校に事情を相談してご紹介いただいた先生が今の先生です。
近隣の小学校では茶道の授業、高校生には茶道部顧問として複数の学校を掛け持ちされています。
一緒に授業を手伝いさせて頂いたりお茶を通じていろいろな勉強ができます。
正式な飲み方を知ることで自信をもってお茶会に出席できますよね。
宇治市営茶室「対鳳庵」にお当番されるときもお誘いくださいます。
お点前を披露する場所をたくさん提供してくださる師匠に感謝してます。
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